千田有紀と親子断絶防止法案

千田有紀が、親子断絶防止法案は日本会議関係者が作ったと言っていて爆笑した。

日本会議関係者がつくった親子断絶防止法案が子どもや女性にとってどういう影響をもつかはお察しだと思いますが、実際に読むと想像以上に酷いです。
https://twitter.com/chitaponta/status/789303417319530500

そのTwitterの画像。

千田有紀

この親子断絶防止法案は、ハーグ条約からの国内帰結であるにすぎない。日本会議関係者はむしろ、単独親権で母親が親権を持ち、母親に子育ての重点を置き、父親はそれほど育児参加は必要ではないという立場だから、ハーグ条約にも消極的だった。

千田有紀やその師匠の上野千鶴子らや女性団体と右派が一緒になってハーグ条約に反対するという世界的に見ても非常に奇怪な現象が起こったのは、母親の単独親権が当然であるという一致があったからだ。

普段は父親も育児に参加しろとか、母子家庭がどれだけ育児負担があるかとか言いながら、ハーグ条約反対になると「母親に親権がいくのは当たり前」などと言っていたが、今回もそうだった。

親子断絶防止法案の問題点―夫婦の破たんは何を意味するのか

この記事で、千田有紀は「親権は母親に与えられるのが普通だからである」と書いている。千田有紀はジェンダーの視点でむしろ、父親も育児参加して母子家庭の負担を減らすべきだから共同親権に賛成と言うところを反対するのは、師匠の上野千鶴子がハーグ条約叩きしていたのと似ている。

日本会議関係者という正反対のデマを流してまで必死に共同親権に反対するのは、母子家庭の育児負担のことは本音では考えてなく、母親に誘拐される子供が多いことを無視する子の人権無視であり、日本会議系と同じように母親が育児を集中的にするものであるという結論になって、日本会議関係者とは千田有紀のことだろうか?

なぜ、母親が子を連れ去ることに、100%が夫のDVであるというようなことばかり言うのか?母親が子供を拉致することが、母親による恐ろしいほどのDVであり、加害者のDVの母親であるという視点が完全に欠如している。アメリカから日本人母が子を連れ去って国際手配も写真公開もされて大問題になっているが、その件が全て父親側のDVだったと?それなら、アメリカの報道側も批判するべきでは?

アメリカの報道は日本の現地でも取材していたのに、全てでっち上げだと言うのだろうか?東アジア圏の中で、アメリカでの国際結婚における日本人の母親のあまりの子供拉致の多さを見ても、なお、子供の拉致ではなくDVだと言うのなら、他の東アジア圏の母親は日本人の母親よりもDV被害を受けても何も言わずに黙っておくのだろうか?中国人の母親が日本人の母親よりも、DV被害を受けても、圧倒的におとなしいのだろうか?

アメリカの「ワシントンD.C.で行われた拉致被害親達によるデモ行進」の写真には、日の丸をブラックホールに見立てて、そのブラックホールの中に「子供拉致帝国日本」と書かれた旗に、JAPAN A Black Hole for Child Abductionと書いていた。日本という国が、まるで、子供を拉致するブラックホールのようだという意味だろう。

この問題は、子供の「連れ去り」という軽い問題ではなく、誘拐よりも、さらに凶悪な国際的な「拉致」問題であると認識されている(その後、欧州から主に日本人の母親が子供を拉致している問題に対して、EUの委員会はchild abductionの子供の拉致であるとした)。北朝鮮の拉致問題を日本が言う時に、日本では母親が国際的に子供を拉致しまくっても、母親を誘拐罪でも逮捕しないで放置してきたのに、何を言っているのかと批判されても仕方がない。拉致大国日本という扱いだ。

日本の場合には、結婚時でさえ、母親が子供を実家に連れ帰っても母親が誘拐で逮捕されないことが常態化している。結婚時ですら、共同親権であるのかすら怪しいのだ。それだけ、日本では母親の親権が強く、父親の親権が弱い。海外で日本より育児をする父親と言っているその国は、日本より父親の親権が強く、日本の母親のように子供を連れ去ったら「母親が」誘拐で逮捕される。だから、父親も安心して育児に参加する。

母親と子供では人権の上下関係があり、母親が権力者なのに、なぜ母側の被害性ばかり言うのか?母親が子を連れ去っていることがあまりに多いから、それは母親から子へのDVであり虐待であり誘拐なので、加害者の母親を責めるのは当たり前だが、権力側の母親がかわいそうばかり言って、弱者の子の人権を無視している。

権力関係を無視して、在日韓国人に日本人は被害を受けていると言っている在特会などとも通じてないか?

共同親権の流れは、欧米先進諸国なる国々だけではなく、世界中が共同親権の流れなのは、子供が勝手に親に連れ去られる権利から守られるのは子供の権利であるとし、育児の父親参加への姿勢でもある。

千田有紀は、これらを否定するのだから、子供は母親の所有物であるという本音が透けて見える。こんなのが社会学者のフェミニストの視点で、自らの都合で意見をコロコロ変えるから信用されないわけだ。

日本のフェミニストが言ってきたことは、ハーグ条約でも親子断絶防止法案でも、母親だけが育児をするべきという方向に向いているわけだが。

この件で男女関係ないという意見があるが、EU議会は、日本人親による子供の連れ去りが約5年の累計で1万件を超えると言っている。そして、子供を拉致しているのは圧倒的に母親のほうである。性犯罪の場合に男の加害者のほうが多いのに男女関係ないと言って、女の加害者と同等に見るべきだなどと言ったら反発するのに、女の加害者が圧倒的な子供の拉致の場合には、父親だって拉致していると正反対のことを言うご都合主義の意見を聞く必要はない。

反省の女性学とはに、当サイトの反省の女性学の趣旨を書いています。

2016年11月掲載



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