長浜家に元祖長浜屋の本店を見る
元祖ラーメン長浜家(ながはまけ)は、2009年12月12日の土曜日に開店しました。12日の午前6時に開店の予定でしたが、実際には午前6時よりも前に開店していたようです。
場所は長浜とん吉総本店があった所で、那の津通りに面しています。通りを挟んだ目の前に、元祖長浜屋があります。表から見ると店内は狭そうですが、中に入ると奥が広いです。
元祖ラーメン長浜家は元祖長浜屋の元従業員によるものなので、ラーメンの味は元祖長浜屋とほとんど同じです。
下の写真は、元祖ラーメン長浜家の麺の硬さがナマ(バリカタよりも硬い)のラーメンです。その他の油の量は普通で、ネギの量も普通です。

従業員の服装も店内の様子も、元祖長浜屋と同じようになっています。ラーメンの器の「元祖ラーメン長浜家」の文字と壁に向かって座る席が用意されていること、ゴマの容器が小さくなってゴマを粗くすっていること、鏡があったことなどの元祖長浜屋との違いもあります。
赤いテーブルの上には元祖長浜屋と同じように、ラーメンのタレが入った銀色の小さなやかんとお茶が入った金色の大きなやかん、大きな青いザルに入ったお茶入れと中が透けた白い円柱のタッパに入っているゴマ、割箸が突き刺さって紅しょうが入っている容器と胡椒入れ、割箸と爪楊枝があります。
お茶でなくて、入り口の近くに水の給水機もあります。お茶も水も自分で注ぎます。元祖長浜屋では、ラーメンのタレが入っている銀色の小さなやかんをお茶と間違えて注いで飲む人もいましたので、長浜家では銀色の小さなやかんに「タレ」と書いて注意を喚起していました。
長浜家のナマのラーメンに、もっと近づいてみました。

長浜家の店内には、元祖長浜屋にある「あぶない!チビッコ諸君」のイラストまであります。従業員は元祖長浜屋と同じ白い長靴を履いていました。
長浜家のメニューは、ラーメンが400円、替え玉と替え肉が100円、焼酎が200円、酒が350円、ビールが400円で、元祖長浜屋と同じです。
ラーメンの味は、以前の元祖長浜屋の本店の味が蘇ったかのような感覚を覚えます。スープは薄い味で、麺は固めで頼むとコシがあります。肉(元祖風のチャーシュー)は、そんなに塩辛くなかったです。
「豚骨ラーメンは豚骨臭くて、濃厚なラーメンのこと」と思い込んでいる人には、長浜家のラーメンは味があっさりしているので驚くのではないでしょうか。味が薄い時は、銀色の小さなやかんでタレを追加します。特に替え玉をしたら、味が薄くなります。
福岡市のラーメン屋の豚骨ラーメンはあっさりしていたり、そんなに味が濃くないものが多いです。味が濃い豚骨ラーメンは、福岡市よりは久留米のラーメン屋になります。もちろん、福岡市内のラーメン屋の豚骨ラーメンでも、濃厚さのために人気があるものもあります。
長浜家は食券制度ではなく、手渡しでの支払いです。店内に入っての自分好みの麺の硬さや油の濃さ、ネギの量などのオーダーが通ります。ネギダクやネギ山もできます。
何も言わなければ、自動で普通のラーメンが出てきます。長浜家は24時間営業で手渡しの支払いなどを考えても、元祖長浜屋の本店のようです。駐車場がないので、近くのコインパーキングに止めるといいと思います。
元祖長浜屋は接客の仕方が存外で、それが特徴でもありました。これはもともと元祖長浜屋が魚市場の人たちがサッと食べて帰っていくために利用する店であったというその性格にあると思います。そこには、そういう「同じ釜の飯を食らう」的な仲間意識のようなものがあって、それが店員たちの接客姿勢にもあらわれていたのではないかと思います。
ですが、長浜家では接客が丁寧になっていました。普通は外食で店員の接客が丁寧なのは当然だと思われていますが、元祖長浜屋は存外な接客の仕方が特徴で、その雰囲気も合わせての元祖長浜屋のラーメンでした。
下の写真は、長浜家の店舗の外観です。

元祖長浜屋を全て再現したわけではありませんが、元祖長浜屋の本店の性格がかなり色濃い元祖ラーメン長浜家は、開店したばかりですでに福岡博多のソウルフードになっています(正確な住所は博多ではありませんが、慣用的に博多と言っています)。それは、元祖長浜屋の常連客が自分好みの注文をしてから、長浜家の店内に入ってきていることからも分かります。
※福岡市の三大ソウルフードは、元祖長浜屋のラーメン、牧のうどん、ふきやのお好み焼きと言われています。これが元祖長浜屋、長浜家のラーメン、牧のうどん、ふきやのお好み焼きになりました。
トイレは店内の奥にあります。
住所:福岡県福岡市中央区大手門2丁目-7-10
元祖ラーメン長浜家は、元祖長浜屋の文化や雰囲気をかなり忠実に再現しています。元祖長浜屋の文化や雰囲気については、元祖長浜屋は元祖長浜屋というラーメン その文化や雰囲気とはに書き切りました。
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