クロ現+「妻が夫にキレるわけ」の妻の糾弾の批判理由

またNHKの番組が他の人権問題との整合性を無視して、妻が夫にキレるのを正当化していた。クローズアップ現代+「妻が夫にキレるわけ」の前半はよくあるジェンダー論で本田由紀が言ってることは何の変哲もないよく聞くことで目新しいものは何もなく、番組の流れは共働きが増えているのに家事が妻に押し付けられて不平等感があるから妻は切れるんだよ、夫は理解しろという流れだった。

つまり、権力の勾配があることを夫は理解しろということだ。NHKは前から産後に妻が夫にキレるのも仕方ないとか、男女の権力関係があるから男は我慢しろと言ってきた。これで問題になるのは、歴史的差別があるから抑圧者は我慢しろになるとどうなるか?ということだ。まさか、日本国内でのマジョリティ夫婦の権力関係こそが、世の中で最大の権力関係であるという間抜けなことは言わないだろう。

キレてる日本人妻も日本人である。ここで何にも思わないなら、権力の勾配に口出しする資格はない。日本人女性という多数派は紛れもない日本人なので、在日韓国人とは厳然とした権力関係がある。このクロ現+での権力の勾配があり不平等感がある被抑圧者であれば、抑圧者にキレてもいいとなると、在日韓国人は日本人女性にいくらでもキレてもいいことになる。

被災地の性犯罪と強姦デマが関東大震災朝鮮人虐殺に繋がったに書いてあるが、反女性差別正義とレイシズムが朝鮮人虐殺につながったのだ。

「妻が夫にキレるわけ」に倣うと、在日韓国人が日本人女性にキレまくっても、日本人女性は歴史的差別から我慢し反省し謝罪するべきとなる。しかし、実際には日本人差別止めろなどと言って、今まで散々にチョンは死ねゴキブリ駆除しろなどデモまでしてきている。

他にも、部落、障害者、同性愛とか権力関係での差別があることではどうか。それらマイノリティの者たちさえ、今回のクロ現+でしたような非抑圧者は不平等感からキレまくっていいことは肯定はしていない。それは、抑圧者の拒絶を促し相互理解にならないからだ。歴史的な差別の部落差別でも、当事者からも同和利権をやめろという声さえ上がってきた。

今回のクロ現+などを見ても、女から男への糾弾は部落差別の糾弾が激しかった時と類似してきている。しかし、今現在の夫婦の権力の勾配が部落差別が酷かった時代に当たるわけがない。さらには、クロ現で出てきた男性学の田中俊之は妻は限界点を超えていると言ってたが、男性のほうが限界点を超えて自殺率が高いことは全く考えていなかった。

男女の自殺率格差とジェンダー:女性が周縁・他者になる理由に書いてあるが、自殺率を無視するのが常態化している男性学やジェンダー論はデマ拡散装置か?

限界を超えている性別であるはずの女性のほうが自殺率が低いという事実を一切無視する。過労死は殆ど男で、家事が平等にできないのは算数レベルの計算でも分からないのか?何で、妻の不平等感と言って家事をしない夫が悪いと夫を責めるのか?妻にも責任はないのか?

夫の家事分担に見る貧困層の悪循環と同じ構図に書いたが、ジェンダー論の知性のなさは何だろう。

熾烈な歴史差別の部落差別でさえ、当事者からも同和利権批判が出てきたのに、何で、男女の場合に激しく妻から夫への叱責が許されるのか?これは、妻という日本人女性は教育で女性差別については習っても、それよりは在日、部落、障害者や同性愛などは遥かに習ってないからだ。

人権教育では女性差別が圧倒的多数で、それも多数派の日本人女性への差別ばかりを語る。だから、多数派日本人女性が自分こそが被害者だから、不平等で夫にキレるのは当たり前となるわけだ。ここまで過労死や長時間労働も軽く考え強引に無理やりに夫を攻め立てるなら、部落差別での多数派女性への糾弾などの過去の勢いなども復活させないとバランスが取れないと言われたらどうするのか。

そうなると、どうなるか。部落、在日、障害者、同性愛などで、日本人の多数派女性が攻め立てられたら女性たちはどう思うのか?そういうマイノリティから距離を置いて理解しようとはならないだろう。そういうことを、クロ現+の妻が夫にキレるではしているわけだ。

こんな多数派日本人女性だけからの差別糾弾で繰り返し報道するのこそ、NHKが偏向していることだ。そもそも、NHKは受信料徴収をしている権力側だから、その権力性を解体する報道でもしたらどうか?ここまでマジョリティ女性を助長させるNHKの番組のどこが、民放より優れているのか?

NHKは男女の分断を進める番組作りを何度もして、しかも、受けがいいマジョリティ女性受けを狙ったものばかりなので、こんな安易なジェンダーもどきを繰り返し言うNHKこそ停波したほうがいい。

反省の女性学とはに、当サイトの反省の女性学の趣旨を書いています。

2016年6月掲載



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