過労死を無視して夫は家事分担しろだと?

やはり、何度考えても意味が分からない。なぜ、これほどまでに過労死する男性が多く、圧倒的に過労死が男性に偏っているのに、それを無視して、夫の家事に言及するのか?夫は家事をしないとか、夫は家事をやっているつもりで、妻の大変さを分かっていないとか、それらが言われる時に、男性の過労死問題は一切無視される。

過労死が多いというのは過労死予備軍はもっと多く、そして、長時間労働をしている男性労働者だらけだ。長時間労働をしているのに、どうやって、夫は家事を妻と分担するのか。とても簡単な算数で、足し算と引き算で足りる話であるのに、過労死問題をこれだけ無視して、夫に家事をしろというのは、何と馬鹿げたことだろう。

統計を無視して語るのは、少年事件が凶悪化しているというデマと同じだ。少年事件は殺人率を見れば激減しているので、凶悪化はしていない。過労死の統計を無視して、夫に家事を分担しろというのは、少年事件で統計を無視して凶悪化しているというのと同じ構図だ。夫と妻は家事を分担するのは当たり前と言った時に、それより遥か以前に、男性の過労死問題を改善しろと要求するのは正当すぎることだ。

本来、過労死は生命が失われているので、家事問題よりも遥か先に改善されなければならない。人権で最も重要なのは、人命ではないのか。家事の時間のことなどより、人権問題で重要するべき過労死問題を放置して、夫に家事をしろと言うなど、そんな馬鹿げた要求は聞く必要はない。過労死をする会社なんか辞めないのは自己責任とか言うのなら、家事をしないとかそんな各家庭のことなどその妻の自己責任と言われてお仕舞いだ。過労死する会社から逃げない男が悪いとか言うのは、自分の首を絞めるだけだ。

夫の家事分担に見る貧困層の悪循環と同じ構図

反省の女性学とはに、当サイトの反省の女性学の趣旨を書いています。

2016年2月掲載



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