パナソニックのDMC-FZ28
PanasonicのDMC-FZ28は、35mm判換算で27~486mm相当までの高倍率が可能です。DMC-FZ28の魅力は幾つもありますが、27mmの広角レンズ搭載の高倍率機で広角端の開放絞り値がF2.8でありながら、そのコンパクトに収めたサイズも大きな魅力です。
画質の劣化のないEX光学ズームを使えば、3M時には32.1倍までの超望遠の画像が得られます。FZ28での32.1倍は、866.7mm相当になります。これだけの超望遠機能があれば、望遠にこだわる人でも満足できるのではないでしょうか。EX光学ズームを使うのに抵抗がある人もいるようですが、この望遠機能は画質が劣化するデジタルズームとは違いますので、積極的に使ってみてはどうでしょうか。
もっと望遠機能が欲しい人には、866.7mm相当の画像は3Mで記録されますので、そこから2Mくらいにまでトリミングすることもできます。野鳥などの単体画像であれば、2Mでもそんなにがっかりする画像にはならないと思います。名機と言われた望遠機にオリンパスのC-2100 Ultra Zoomがありましたが、200万画素相当でした。
FZ28のマクロ機能は、広角端で1cmまでよれます。コンパクトデジカメでここまでマクロ性能が優れていると、デジタル一眼レフでは難しい撮影が比較的簡単にできる利点があります。
コンパクトデジカメはデジタル一眼レフと比べると撮像素子がかなり小さいので、1cmまでよる「超マクロ」状態でもボケの状態をあらわす被写界深度が稼げる利点があります。これは特に、昆虫などの小さい被写体をマクロで撮りたい人にはぴったりです。
フルサイズやAPS-Cサイズの撮像素子のデジタル一眼レフは、ポートレートを撮る時には特に素晴らしい性能を発揮してくれます。人物描写の場合には、背景を綺麗にボカしてその人物を浮き上がらせることができます。ですが、デジタル一眼レフ機は、マクロ撮影時に被写界深度を稼ぎたい時には、むしろ不利になる大きさの撮像素子を採用しています。
FZ28は、動画撮影中に光学ズームを使うことができるのも優れていることです。殆どのコンパクトデジカメは動画撮影中に光学ズームが使えないので、デジタルズームを使うしかありません。FZ28は、1280×720画素の動画撮影ができるのも利点です。
静止画の記録時に縦横比のアスペクト比を自由に変えられるのは、パナソニック機に共通した機能です。3:2での撮影が可能だと、キタムラのネットプリントを使う場合などで「DSC」や「L」サイズよりも大きいKGの「はがきサイズ」にぴったりで、1枚30円です。
FZ28は、コントラストとシャープネスと彩度や、ノイズリダクションなどの画質調整を自分好みに変えられます。劣化しないでズームできるEX光学ズームは、後からのトリミングの手間も省けます。さらには、マニュアル撮影も可能でRAW撮影に対応してバッテリも長持ちするFZ28は、35mm判換算で27~486mm相当と幅広く使えることも考えると、一台であらゆる状況に使いたい人にぴったりなデジカメです。